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術後短くなった鼻、自家肋軟骨再手術症例——拘縮はなぜ生じ、どこまで矯正したか
鼻手術後に鼻尖が短くなる理由(軟骨吸収・組織収縮)と、吸収の少ない自家肋軟骨で眉間・鼻尖の長さ・鼻孔非対称まで矯正した再手術症例を整理しました。

要点
- 鼻手術後に鼻尖が短く見えるなら軟骨変化、組織収縮、支持構造と瘢痕の状態など原因を区別すべきです。
- この症例では自家肋軟骨で眉間と鼻尖・鼻孔を矯正しましたが、材料だけで再発防止を保証することはできません。
- 鼻孔非対称矯正と鼻孔下げまで一緒に進行し、上がって見えた鼻尖と鼻孔が見える感じを整理しました。
初回手術直後は大丈夫だったのに、時間が経つにつれ鼻尖が短くなり上がって見えるという悩みで再手術を調べる方がいます。鼻尖が短く見える鼻は幼い印象を与えることもありますが、鼻尖があまりに短く鼻孔が見えると、やや整っていない感じを与えることもあります。
この記事はそうした状態で来院して自家肋軟骨で鼻再手術を受けた症例を通じて、術後に鼻が短くなる理由とこの症例で矯正した範囲を整理したものです。
01
鼻手術をしたのになぜ鼻尖が短くなりますか?
今回の症例は鼻尖が短く見え、あまりに上がって鼻孔が見える鼻でした。おそらく初回の鼻手術直後には鼻がここまで短くなかったはずですが、鼻手術をしてから鼻尖が短くなるケースはよくあります。
原因は大きく二つに分けられます。
| 原因 | 何が起きるか |
|---|---|
| 軟骨吸収 | 鼻尖を支えていた軟骨が吸収されて長さ・形が変わる |
| 組織収縮(拘縮) | 鼻尖組織が硬くなり収縮して鼻が短くなる——いわゆる「拘縮鼻」 |
この方の場合、鼻翼部分が摘ままれているように不自然に見えましたが、その形からすると二つが両方あったように見えました。こうした状態なら単純に鼻尖の位置だけを再設定するのではなく、同じことが繰り返されないよう材料と矯正範囲を一緒に判断すべきです。再手術で何を確認するかは鼻再手術ガイドに整理されています。
02
この症例ではどう矯正しましたか?
再発リスクを減らすことを目標に自家肋軟骨を使いましたが、吸収・変形の可能性と採取部位の負担を含めて個別に計画を立てる必要があります。矯正した内容は次の通りです。
- 01眉間は下げて鼻尖は延長 — より自然なラインのために高くするだけでなく眉間の高さを下げながら短くなった鼻尖を延長しました。
- 02鼻孔非対称矯正 — 鼻孔の非対称があり一緒に矯正しました。
- 03鼻孔下げ — 鼻孔がのぞき込まれる感じを矯正するため一緒に進行しました。
術後は鼻の長さとともに、鼻の下側の鼻柱(コルメラ)部分があまりにタイトで上がっているように見えた部分が余裕を持って下りてきた変化が観察できました。本院では自家肋軟骨を微細粒子に加工した後、鼻構造に合う形に製作して使う方式をRIBFIT™リブフィットと呼びます。詳しい内容は自家肋軟骨RIBFIT™リブフィット案内で見られます。
03
まとめ——短くなった原因を先に区別します
術後に鼻が短くなったら「どれくらい再び延ばすか」より、なぜ短くなったかを先に区別すべきです。軟骨吸収か組織収縮かによって材料選択と矯正範囲が変わり、この症例のように鼻孔非対称や鼻孔露出のような随伴問題まで一緒に整理してこそ全体の印象が自然になります。



















よくあるご質問
カウンセリング前によく確認される内容をまとめました。
そうではありません。軟骨が吸収されて短くなる場合もあり、鼻尖組織が硬くなり収縮して短くなる場合(拘縮)もあります。この症例のように鼻翼が摘まれたように見えるなど外見から手がかりを得ることもありますが、二つが一緒にあるケースもあるため状態を直接確認して判断します。
この症例では軟骨変化と組織収縮が両方疑われたため自家肋軟骨を使いました。ただ自家肋軟骨という理由だけで吸収や再発がないと保証することはできません。
この症例では鼻尖延長だけではありませんでした。自然なラインのために眉間を下げながら鼻尖を延長し、鼻孔非対称矯正と鼻孔がのぞき込まれる感じを抑える鼻孔下げも一緒に進行しました。どこまで矯正するかは鼻全体の状態を見て決めます。
施術への反応や経過には個人差があります。 本施術・手術は個人により出血、感染、腫れ、非対称などの副作用が生じる場合があります。 正確な情報は医療スタッフとご相談のうえご判断ください。
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