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小さくぼんやりした鼻に鼻中隔湾曲症まであれば——機能鼻手術を併せて計画した症例
小さく低くぼんやりした鼻の矯正症例——デザインと鼻翼縮小の要否を判断し、CT上の鼻中隔湾曲と実際の鼻づまり症状・診察を併せて評価し機能手術を計画した過程を整理しました。

要点
- ぼんやり丸い鼻はもともと穏やかな印象を持っていることが多く、尖らせすぎるとむしろ慣れにくい場合があります——自然に丸くありながらシャープな程度のデザインが重要です。
- 鼻翼が広がって見えても鼻翼縮小を常に行うわけではありません。鼻先を上げると広がった鼻翼がついてくる程度と予想される場合は省略できます。
- CT上の鼻中隔湾曲は実際の鼻づまり症状と鼻腔診察を併せて評価すべきで、機能手術の必要性は映像だけでは決めません。
鼻が小さく低いうえ鼻先がぼんやりしている場合、顔がやや平坦でむくんで見え、鈍い印象を与えるという悩みをよく聞きます。ところがこうした鼻を矯正する際に「どれだけシャープに作るか」だけを考えると、見逃すものが二つあります。一つはもともと持っていたイメージとの調和、もう一つは外見の裏にあるかもしれない機能の問題です。
この記事は、小さくぼんやりした鼻を矯正しながらCTで確認された鼻中隔湾曲症に機能鼻手術を併せて行った症例を整理したものです。
01
ぼんやりした鼻をなぜ無条件に尖らせないのですか?
鼻がぼんやり丸かった方は、もともと持っている印象が穏やかで丸みがあることが多いです。そのためご本人のイメージから鼻を尖らせすぎると、慣れにくい場合も多いです。
こうした場合には、鼻先が自然な程度に丸くありながらもシャープな印象を与えられるデザインが必要です。イメージの変化による違和感がなく、それでいてご本人のコンプレックスがある程度解消される地点を見つけることが手術ではとても重要です。
紹介する症例の患者様も、人工的でなく丸い感じをある程度維持したいとお望みで、その点を考慮して手術を計画しました。
02
鼻翼が広がって見えるのに鼻翼縮小をしなかったのはなぜですか?
この患者様は鼻が幅広で広がっていましたが、側面から見ると鼻先が下に落ち込んでおり、鼻翼がより広く見えるケースでした。鼻翼が広がっているときに鼻翼縮小術を行う場合も、行わない場合もあります。
| 判断 | この症例での根拠 |
|---|---|
| 鼻翼縮小を省略 | この症例では鼻先の変化後に残る鼻翼の幅を予想し、別途切開しない計画に |
| 軟部組織除去を併行 | 鼻先の軟部組織(皮膚・皮下組織)除去を少し加え、従来のむくんで見える感じを改善 |
つまり鼻翼が広く見えるからといってすぐに鼻翼縮小を決めるのではなく、鼻翼が広く見える原因がどこにあるのか(この症例では落ち込んだ鼻先)をまず確認し、必要な操作を選びます。
03
機能鼻手術はどのように併せて行われましたか?
術前CTで鼻中隔湾曲が観察され、鼻づまり関連の症状も問診しました。映像所見だけで機能手術を決めず、鼻腔診察と症状の程度を併せて評価して次の内容を計画しました。
- 01鼻中隔湾曲症の矯正 — 曲がった鼻中隔を整えながら機能鼻手術を併行
- 02オープン法鼻手術 — オープンアプローチで進行し、シリコンは3~4mm程度の挿入を計画
- 03鼻先デザイン — 前述のとおり自然に丸くありながらシャープな程度に鼻先を上昇
術後の経過では鼻先の形態と呼吸症状をそれぞれ確認します。似た鼻形態の矯正症例はビフォーアフター写真でご覧いただけます。
04
まとめ——形態と機能、イメージを併せて見ます
小さくぼんやりした鼻の矯正は、鼻先の高さだけの問題ではありません。望む変化の幅と鼻翼手術の必要性を区別し、CT上の鼻中隔湾曲があれば実際の症状と鼻腔診察を併せて評価します。形態と機能はそれぞれの目標・リスク・評価基準の説明を受けて計画します。
ご自身の鼻でどこまでが可能な変化か気になる方は、1:1ビデオ通話カウンセリングでシミュレーションと併せて確認いただけます。
















よくあるご質問
カウンセリング前によく確認される内容をまとめました。
デザインによります。もともと丸みのあるイメージだった方が尖りすぎた鼻に変えると、むしろ慣れにくい場合が多く、自然に丸くありながらもシャープな程度を目標にすれば、違和感なくコンプレックスを解消する方向で計画できます。
いいえ。鼻先が落ち込んで鼻翼がより広く見えるケースなら、鼻先を上げたときに広がった鼻翼がついてくる程度を予想して、鼻翼縮小なしで進行することもあります。鼻翼が広く見える原因をまず確認することが順序です。
CT上の鼻中隔湾曲と実際の鼻づまり症状・鼻腔診察が併せて機能の問題を裏づける場合、形態矯正と機能手術を併せて計画できます。可否は映像だけでなく症状と診察で判断します。
施術への反応や経過には個人差があります。 本施術・手術は個人により出血、感染、腫れ、非対称などの副作用が生じる場合があります。 正確な情報は医療スタッフとご相談のうえご判断ください。
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