こんにちは。
ソウル・江南(新沙駅)のコウォン整形外科、代表院長のキム・ヒョンテクです。
日本からお越しになる患者様から、「調べれば調べるほど手術名が多くて、どれが自分に合うのか分からない」というご相談をいただきます。
鼻整形を考えるとき、大切なのは人気の術式から選ぶことではありません。鼻筋の高さ、鼻先の形、小鼻の幅、骨や軟骨の状態を確認し、気になる印象がどこから生じているかを考えることです。
まず「4つの部位」で鼻整形を整理する

① 鼻筋(鼻背)
主な悩み:鼻筋が低い、太く見える、幅が広い
考えられる術式:隆鼻術(I型シリコンプロテーゼ、リブフィットなど)、必要に応じた骨格の調整
② 鼻先(鼻尖)
主な悩み:丸い、低い、短い、下がって見える
考えられる術式:鼻尖形成、耳介軟骨・鼻中隔軟骨などの自家軟骨移植、鼻先の支持構造の調整、鼻周囲筋肉矯正(M-CUT)
③ 小鼻(鼻翼)
主な悩み:小鼻が広がっている、鼻の穴が目立つ
考えられる術式:小鼻縮小、状態に応じた鼻周囲筋肉矯正(M-CUT)
④ 骨・軟骨の土台
主な悩み:わし鼻、曲がった鼻、鼻づまり
考えられる術式:わし鼻修正、斜鼻修正、必要に応じた骨切り、鼻中隔弯曲症の矯正など
同じ「鼻が低い」というお悩みでも、鼻筋そのものの高さが原因なのか、鼻先とのバランスによるものなのかで計画は変わります。すべての部位を手術する必要があるわけではありません。
悩み別・手術方法の考え方
鼻筋が低い・横顔が平坦に見える
鼻筋の高さを補う隆鼻術を検討します。シリコンI型プロテーゼのほか、ご自身の肋軟骨を粒子状に加工して形成するリブフィットなど、鼻の条件に応じて材料を選びます。
鼻先が丸い(だんご鼻)
軟骨の形や広がり、皮膚・軟部組織の厚さを確認します。鼻尖形成や自家軟骨移植などを組み合わせることがあります。
鼻が短い・上向きで鼻の穴が見える
鼻先の支持構造や向き、鼻柱と小鼻の位置関係を確認します。状態に応じて自家軟骨移植や鼻尖形成などを検討します。必要な調整は診察で判断します。
笑うと鼻先が下がる・小鼻が広がる
鼻周囲の筋肉の動きが関係する場合には、コウォンの鼻周囲筋肉矯正(M-CUT)を検討します。
小鼻が広い
小鼻の幅や広がり方を確認し、小鼻縮小が必要かどうかを判断します。筋肉の動きが関係する場合はM-CUTも検討します。
わし鼻が気になる
鼻筋の段差の程度を確認し、わし鼻修正を検討します。骨切りが必要かどうかは骨格や鼻筋の状態によって異なります。
鼻が曲がっている・鼻づまりもある
外見上の曲がりと鼻中隔の状態をそれぞれ確認します。CT撮影などで鼻中隔弯曲症が確認された場合は、鼻整形と同時に矯正できることがあります。
他院で受けた鼻整形の結果が気になる
以前の手術内容、残っている軟骨、皮膚や支持構造の状態を確認したうえで、修正方法を検討します。

※ 図は代表的な選択肢を示したもので、実際に必要な手術を確定するものではありません。
「切る」か「切らない」か
ヒアルロン酸などの注入によって鼻筋の高さを補う方法もあります。ただし、鼻先の軟骨や骨格そのものの形を変える手術とは目的が異なり、効果の持続や適応にも違いがあります。
一方、鼻尖形成や斜鼻修正などでは、必要に応じて軟骨・骨の構造を調整します。どちらが適しているかは、希望する変化と現在の鼻の状態によって判断します。
私が術式を決めるときに大切にしていること
- 手術名より先に、原因を確認する
同じだんご鼻でも、軟骨の広がり、皮膚の厚さ、支持構造など、関係する要素は異なります。診察と必要な検査をもとに、手術計画を考えます。
- 鼻筋と鼻先を一緒に考える
鼻筋にはI型シリコンプロテーゼやリブフィットなどを用い、鼻先は自家軟骨による形成を基本として検討します。高さだけを優先せず、鼻全体のつながりを大切にしています。
- 鼻先の支持構造と筋肉の動きにも目を向ける
鼻先の形だけでなく、支える軟骨の状態や、笑ったときの筋肉の動きも確認します。必要に応じて自家軟骨による支持構造の調整やM-CUTを組み合わせます。
コウォンでは、カウンセリングから執刀、術後管理まで私が直接担当し、1日の手術件数は最大2件としています。
日本から手術を受ける場合のスケジュール
ギプス固定:目安は約5〜7日
抜糸:目安は術後5〜7日頃(手術内容によって異なります)
滞在期間:目安は約1週間
帰国後:オンラインでの経過相談にも対応しています
※ 回復経過や必要な通院日数には個人差があります。
よくある質問(FAQ)
Q. 鼻整形にはどんな種類がありますか?
A. 鼻筋の隆鼻術、鼻先の鼻尖形成、小鼻縮小、わし鼻修正、斜鼻修正、鼻中隔弯曲症の矯正、再手術などがあります。実際には必要な術式を組み合わせて計画します。
Q. 日本にいる間に、自分に合う手術が分かりますか?
A. 正面・側面・斜め45度などの写真から、おおよその方向性をご案内できます。最終的な術式は来韓後の診察やCT撮影などを踏まえて判断します。
Q. 一度の手術で鼻筋・鼻先・小鼻を一緒に整えられますか?
A. 状態によっては同時に行うことができます。ただし、すべての部位に手術が必要とは限りません。
Q. 鼻の穴が見える場合は、小鼻縮小が必要ですか?
A. 必ずしもそうではありません。鼻先の向き、鼻柱と小鼻の位置関係、筋肉の動きなどを確認して判断します。
まとめ — キム・ヒョンテク院長より
鼻整形は、鼻筋・鼻先・小鼻・骨や軟骨の土台をそれぞれ確認し、必要な部分を組み合わせて考える手術です。
人気の手術名だけで選ぶのではなく、なぜその形に見えるのかを知ることが大切です。
ご自身の鼻に合う方法が分からない方は、日本語でのオンライン相談をご利用ください。
