KOWON Blog
カルシウムフィラーを入れた鼻、手術前にフィラー除去は必須ですか——製品確認が先な理由
カルシウムフィラーを入れた後で鼻手術を計画するとき、フィラー除去をどう判断するか整理しました。入れた製品が実際にカルシウムフィラーか確認するのが先な理由と、100%除去が難しいとき一部だけ除去しながら手術する一般的な方式、術後に注意すべき点まで扱います。

要点
- フィラー除去方法を決める前に、実際にどの製品を入れたか正確に確認するのが先です。レン*ティレンはカルシウムフィラーではないため注射で溶かせますが、ラ*ウスはカルシウムフィラーで溶かせません。
- カルシウムフィラーは掻き出す方式で除去しながら鼻手術をすることになり、この場合皮膚が薄くなり得、100%除去も難しいです。
- そのため全部除去するより一部だけ除去しながら鼻手術を進めるのが一般的で、術後には凹凸ができた部分や炎症のリスクがないか確認すべきです。
「1年前にカルシウムフィラーを入れたのですが、鼻整形をしようとしたら病院ごとに言うことが違います。掻き出して除去すべきというところもあれば、吸収されるまで待てというところもあります。掻き出すと良くないのでしょうか?」
実際のカウンセリングで受けた質問です。この方は約1年前にフィラーを入れた後、鼻整形を決心して複数の病院を回っていました。あるところではフィラーだけでも皮膚が薄くなるのに掻き出すとさらに薄くなるので、吸収されるまで1年待って手術するほうが良いと言い、別のところではCT撮影でカルシウムがよく見えないので注射で溶かす除去が可能そうだと言って、判断がさらに難しくなった状態でした。
この記事はその質問への回答をもとに、カルシウムフィラーがある鼻の手術をどう判断するか整理したものです。
01
フィラー除去方法より先に確認すべきことは何ですか?
どんな方法で除去するかを決める前に、実際に入れた製品が何なのかから正確に調べるのが良いです。製品によって除去方法自体が変わるためです。
| 製品 | 成分区分 | 除去方法 |
|---|---|---|
| レン*ティレン | カルシウムフィラーではない | 注射で溶かせる |
| ラ*ウス | カルシウムフィラー | 溶かせない |
この方のように「カルシウムフィラーを入れた」と覚えていても、実際の製品が何だったかによって、溶かす注射で解決される場合とそうでない場合に分かれます。カウンセリングを受けた病院ごとに判断が違ったのもこの点と無関係ではありません。そのため施術を受けたところにどの注射を入れたのか、まず確認してみるようお勧めしました。
02
カルシウムフィラーなら除去と手術はどう進行しますか?
入れた製品が実際にカルシウムフィラーなら、溶かす注射の代わりに掻き出す方式でフィラーを除去しながら鼻手術をします。このとき知っておくべき限界が二つあります。
- 01皮膚が薄くなり得ます。掻き出す除去過程が皮膚に影響を与えるためです。
- 02100%除去は難しいです。手術でもカルシウムフィラーを残さず除去するのは難しいです。
そのため全部除去することを目標にするより、一部だけ除去しながら鼻手術を進めるのが一般的です。適当な量を除去しながら手術する方向で計画すればよいです。
03
術後は何を確認すべきですか?
すべて除去するのが不可能なだけに、術後の経過確認が重要です。
- 手術部位に凹凸ができた部分はないか確認します。
- 炎症が起きるリスクはないか併せて確認します。
フィラーが残っている状態を前提に手術したため、結果が安定するか見守る過程までが手術計画の一部だとご理解いただければと思います。フィラーを入れた鼻の手術判断が気になる方は1:1ビデオ通話カウンセリングで現在の状態を直接ご確認いただけます。
04
まとめ——製品確認、そして現実的な除去範囲
カルシウムフィラーを入れた後の鼻手術は「掻き出すか、待つか」の二者択一でアプローチしがちですが、順序を整理すれば判断が単純になります。まず入れた製品が実際にカルシウムフィラーか確認し、カルシウムフィラーなら100%除去が難しいという前提の上で一部だけ除去しながら手術する方向を検討します。そして術後の凹凸・炎症の有無を確認するところまでが一つのまとまりです。実際の手術症例はビフォーアフター写真でご覧いただけます。

よくあるご質問
カウンセリング前によく確認される内容をまとめました。
製品によって異なります。レン*ティレンの場合はカルシウムフィラーではないため注射で溶かせますが、ラ*ウスはカルシウムフィラーで溶かせません。そのためどの注射を入れたかを正確に確認するのが先です。
カルシウムフィラーを掻き出して鼻手術をする場合、皮膚が薄くなり得、100%除去も難しいです。そのため無理に全部掻き出すより、一部だけ除去しながら手術を進めるのが一般的です。
一部を残して手術する方式が一般的ですが、術後に凹凸ができた部分はないか、炎症が起きるリスクはないかをよく確認すべきです。経過確認まで手術計画に含めて考えるのが良いです。
施術への反応や経過には個人差があります。 本施術・手術は個人により出血、感染、腫れ、非対称などの副作用が生じる場合があります。 正確な情報は医療スタッフとご相談のうえご判断ください。
カウンセリング
